寺田寅彦

科学者とあたまを書いたひとだけれども、この名前どっかで聞いた事があるなと思ったら, 昨日劇青年座の人の講演で聞いたのだった。


「フユヒコ」という劇団青年座の公演が明日NHKで放送されるらしいです。冬彦ってのは寺田寅彦ペンネームらしい。
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2008-12-12&ch=31&eid=9950
おもしろそうだから観てみようかな。


ところで小柴先生が同じような事を言っていたのを思い出した。このインタビューは面白い。

一流の理論家は、「自分の理論では、ここまでは使えるけれど、これから先は分からない」という適用限界をいつも意識している。ところが二流の理論家というのは、自分が名前を覚えた、あるいは、使った理論で何でもやれると思ってしまう。二流の理論家に困らされるのは、新しい実験計画が出てきたら、自分の理論じゃあそれは料理できないから、こんなものはつまらんと言ってはじいちゃうところだね。
(中略)
二流の理論家というのは、物事を全部知っていると思っているから、かえって害を及ぼすことが多いんだ。

東京大学理学部2006-2007 - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部